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【MEMO】日本のさまざまな銀行【備忘録】

 2016/05/06 経済
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日本銀行

私たち日本人が一般的に使っているお金(紙幣など)に「日本銀行」と書かれているのを知っていますか?千円・5千円・1万円にはそれぞれこの日本銀行と銀行名が書かれているのです。
なぜ私たちがいつも使っているお金に日本銀行と書かれているのかというと、日本銀行は一般の銀行と違って「紙幣を刷って日本の世の中に安定したお金を供給する義務がある」銀行が日本銀行の役割で一般の銀行とは全く異なる考え方になります。
この日本銀行が発行したお金を一般の銀行を経由して私たち一般人に提供してくれるのです。お金の管理や供給が日本銀行の役目で、お金を国民に提供するのが一般の銀行で、これらの業務が基本的に異なってくるのです。この他にも日本銀行は政府のお金を管理する役目も持っています。一般の銀行にはこのような役割はありません。日本銀行は国民から徴収した税金を日本銀行の政府専用口座に預けられるようになっているのです。日本銀行は日本経済にも密接な関わりがあり、日本経済が極端に傾かないように物価の安定を図っているのも日本銀行の重要な役割で、一般の銀行はこのような役割は担っていません。

日本興行銀行

日本興行銀行はかつて日本にあった特殊銀行で、この日本興行銀行の歴史は古く、明治維新後の日本の重工業の発展から始まり、第二次世界大戦後の日本の復興を支えてさらに高度経済成長を金融面でしっかりと支えてくれた銀行の背景があります。
この日本興行銀行は農工業の発展と振興を目的として設立した経緯があり、紡織や食品を扱っている農業と密接な融資先として知られています。最初は農業と密接な関わりがあったのですが、日露戦争を契機に今度は製鉄や造船、電力などの重工業は除外されていました。

しかし第二次世界大戦後は日本の敗戦によって1度解散の危機に直面してしまいますが、1950年に普通銀行へ転換して、更に1952年に長期信用銀行へ転換して2000年には富士銀行、第一勧業銀行と一緒になって金融持ち株会社のみずほホールディングスを設立しました。

そして2002年にみずほ銀行へ商号が変更が変更されて現在に至ります。このような流れを汲んでいる日本興行銀行ですが、昭和30年代から40年代頃に川俣克二、日高輝など日本興行銀行出身者が次々と問題企業の再建に成功して一躍有名になった時期もありました。

農林中央金庫

農林中央金庫とは農協の「系統中央機関」の役割を果たしている金融機関で、日本では最大の機関投資家としての一面も持っています。日本では最大規模の機関投資家としての役割を持っているので、海外では日本の最大級の「ヘッジファンド」として知られています。

農林中央金庫は特殊法人として運営していましたが、1986年年に特別民間法人となって民間金融機関となりました。1990年代の後半から貸し出しの利率が利率が下がってしまったために、背景の潤沢な資金としてヘッジファンドとして変換を遂げています。このようにヘッジファンドへの転換を遂げているので、MBA取得者を300人を抱えているので、ニューヨークやロンドン、シンガポールを拠点に海外にも積極的に展開しています。銀行免許を持っている金融機関が農林中央金庫なのですが、銀行免許を持っていながら金融庁ではなく「農林水産省」の管轄となっています。農林中央金庫はJAバンクと密接な関係があります。どのような関係があるのかというと、JAバンクからの約80兆円の預金を運用しているので、有価証券投資、法人向けの大口貸付業務などが主な業務になります。おまとめローンを組ませてもらえないでしょうかねw

富士銀行

富士銀行は、戦前から存続していた安田財閥系の安田銀行が、財閥解体を経て、1948年に誕生した都市銀行です。1904年、安田銀行から市川銀行へと改称し、1928年、駿河銀行と合併します。その後、2002年、みずほコーポレート銀行へと改称することになります。富士銀行の本店は、千代田区大手町にあり、芙蓉グループの中核をなしていました。明治13 年、安田銀行として創業を開始した富士銀行の歴史は、120 年にも及びます。その歴史は、まさしく近代日本の発展とともに歩んできたと言っても過言ではありません。明治13 年、安田商店を合本安田銀行に改組し、資本金20 万円、従業員31 人、店舗数3 の銀行業としてスタートしました。富士銀行が誕生した当時、資本金は13 億5,000 万円で、預金は395億円でした。従業員数7,899 人を誇っていた富士銀行は、第二次世界大戦後、新たなスタートを切りました。大きなダメージを受けた日本経済の復興に尽力したのは言うまでもなく、明治維新と近代国家の建設にも大きな貢献を果たしました。安田善次郎の精神は、富士銀行にしっかりと継承されていきました。

三和銀行

三和銀行は、かつてあった銀行で、1933年、本店を大阪とする、三十四銀行、山口銀行、鴻池銀行の3行合併によりスタートします。三十四銀行は、大阪の繊維関係の商人7人が設立した、中小工業に対する長期金融を開始する特色のある銀行でした。山口銀行は、山口財閥の中心企業で、山口家が設立した第百四十八国立銀行を山口銀行が継承する形となりました。鴻池銀行は、国際的にも極めて古い金融業者で、1877年に設立された第十三国立銀行に端を発しています。鴻池家は1656年に両替店を開いていて、三百数十年もの歴史があります。強力な布陣でスタートした三和銀行ですが、その後、バブル経済と崩壊、メガバンク再編など、苦難の道を歩むことになります。世界をリードするベストユニバーサルバンクを経営目標としてスタートしますが、結果的に、バブル崩壊による不良債権処理に追われることになります。

その後、2001年、 三和銀行、東海銀行、東洋信託銀行が株式移転することで、UFJホールディングスの完全子会社となります。そして2002年、三和銀行と東海銀行が合併することで、UFJ銀行となります。UFJ銀行は、2005年、東京三菱銀行と合併することで、三菱東京UFJ銀行となりました。

三井住友銀行

三井住友銀行は、2001年、さくら銀行と住友銀行が合併することで誕生します。2002年には三井住友フィナンシャルグループを設立し、完全子会社になりますが、2003年、子会社の株式会社わかしお銀行と合併しています。三井住友銀行の歴史は古く、前身の三井両替店が創業されたのは1683年で、300年以上昔に遡ります。江戸時代に創設されていて、当時は、江戸と上方での商売には両替店で金貨と銀貨を交換しなければなりませんでした。三井両替店は、その両替業務を行っていて、両替以外にも預金や貸出、為替などの業務も行っていました。日本で唯一、お金を発行する日本銀行が創業されたのが1882年ということで、いかに三井住友銀行が歴史のある銀行であるかがよくわかります。住友銀行の創業は、100年以上前の1895年で、その後、住友銀行と合併することで、三井住友銀行が生まれます。

それ以来、あらゆるお金に関する業務を取り扱っています。ひとりひとりに価値あるサービスを提供することをモットーに、先進性とスピード、提案解決力により、国内の金融市場をリードしています。中でも、得意とするネットバンキングのSMBCダイレクトは定評があり、12年以上の歴史を持ちます。

みずほ銀行

みずほ銀行の歴史を辿ると面白いことがわかります。それは、日本初の銀行だからです。みずほ銀行は、第一国立銀行として、1873年に創設されています。国立銀行条例による日本最初の銀行で、江戸時代から両替商をしていた三井組と小野組が設立しました。また、日本初の株式会社でもありました。1927年、金融恐慌により、日本の銀行の多くは破綻しますが、第一国立銀行は、三井、三菱、住友、安田と並ぶ5大銀行の1つになります。その後、規模は拡大することはありませんでしたが、1971年、日本勧業銀行と合併して第一勧業銀行となります。そして、2002年、日本興業銀行と富士銀行が合併することで、みずほ銀行が誕生します。この時の総資産は140兆円で、世界最大の銀行となりました。2003年には、みずほHDとの株式交換で完全親会社となり、みずほアセット信託銀行がみずほ信託銀行と合併しています。

また、2011年には、みずほ信託銀行を株式交換で完全子会社化しています。そして、同時に、みずほ証券とみずほインベスターズ証券が、みずほコーポレート銀行、みずほ銀行の完全子会社化として、完全孫会社化を実現しています。2013年には、みずほコーポレート銀行が吸収合併し、新たなみずほ銀行が誕生しています。

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