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過払い金を取り戻す前に知っておきたいこと

金融機関とトラブルを起こしてしまうと信用情報に傷が付くと言われていますが、これから将来的に住宅ローンやマイカーローンなどを組む予定があるという人からすると、払い過ぎたお金であっても、過払い金請求によって金融機関からお金を取り戻すことになると、新たにローンが利用できないのではないかと思ってしまう人もいるかもしれません。

01 過払い金を取り戻してローンは組めるのか

いわゆるブラックリストと呼ばれるリストへの名前入りということですが、債務整理をした場合は間違いなくブラックリストへの名簿入りとなるため、過払い金を取り戻したことによってブラックリストに名前が入ってしまわないか不安に思う人もいるかもしれません。

 
結論からいうとそんな心配は一切不要ですが、過払い金というのは金融機関側に過失があって生じたお金であることから、自分のお金を取り戻すことは当然の行為であり、そこで違法行為が認定されてしまうのは理不尽です。

 
よって過払い金を請求したからと言ってブラックリストに名前が入ってしまうことはありませんが、お金を取り戻した金融機関から再度お金を借り入れるというのは困難であり、基本的に同じところでは借りられないと思って間違いないでしょう。

 
また、過払い金を取り戻した金融機関が規模の大きな金融機関だった場合は、関連する金融機関で新規にお金を借りることは難しい可能性があるので、新規でお金の借り入れをする場合は全く違うところで借りる必要があります。

02 過払い金を取り戻してクレジットカードは作れるのか

私たちの生活を便利にしてくれるクレジットカードは、一人に一枚は所有するような時代になっており、一般的なショッピングで利用するのはもちろんのこと、最近はインターネットショッピングやオークションなどの決済に関してもクレジットカードを利用して可能になっているため、かなり便利に買い物ができるようになっています。

 
ちなみにクレジットカードを利用していた場合でも過払い金が発生している場合がありますが、この場合はクレジットカード会社に払い過ぎているお金を請求することも可能となっており、実際に取り戻すことも可能となっています。

 
問題はそこのクレジットカードを引き続き使用できるかどうかということですが、基本的に過払い金の請求をしてしまったところではこれまで使っていたクレジットカードが利用できなくなる可能性が高いので、払い過ぎたお金を取り戻すと決めた時点で使用しているクレジットカードに対して見切りをつける必要があります。

 
もちろんクレジットカード会社に対して払い過ぎたお金を過払い金請求という形で請求をして取り戻したとしても、それによってブラックリストに名前が掲載されてしまうということはないので、他のクレジットカード会社で新規にクレジットカードを発行することはできます。

 
ただし、過払い金の請求をしたところに関連しているクレジットカードだと新規発行ができないことがあるので注意が必要です。

03 過払い金が戻ってこなかった場合は借金をまとめる

過払い金の請求を考えている人の中には複数の金融機関からお金を借りている状態にあって、自分では借金問題がどうにもならないという理由で借金問題に強い法律の専門家に相談したという人もいるかと思いますが、その際に払い過ぎたお金の存在を教えてもらい、取り戻すための手続きをしたという人もいるかもしれません。

 
それでまとまったお金が手元に戻ってきたなら、そのお金を抱えている借金の返済に充てることができますが、過払い金を請求してもお金が返ってこなかった場合は自力で借金返済を考える必要が出てきます。

 
過払い金が戻ってこなかった場合に一カ所だけでお金の借り入れをしているのであれば、そこまで借金返済について考えることはないかもしれませんが、複数の金融機関でお金を借りてしまっている場合はそれぞれの金融機関に対して返済の義務があり、毎月の負担額は大きいと思うので、かなり負担に思うことが想定されます。

 
そんな場合におすすめするのがおまとめローンと呼ばれる借金をまとめるためのローンですが、このローンを利用することによって複数の金融機関からお金を借りている状態であっても、一つに借金をまとめることができます。

 
借金をまとめることのメリットとしてあるのは毎月の返済計画が立てやすいという面ですが、これによって遅延や延滞などのリスクを下げることができるものの、借金の総額が減るわけではないので注意が必要です。

04 複数の債務先がある場合の過払い金

過払い金請求を行う場合に注意しないといけないのが、過去に借金をしていた金融機関が一カ所ではない場合で、中には10社近い消費者金融からお金を借りたことがあるという人もいるかもしれませんが、これだけ債務先が多いと自分がどこでどれくらいのお金を借りたことがあるのか把握するのが難しくなります。

 
しかし、過払い金の問題に強い弁護士や司法書士に依頼することで、過去に遡ってどこの金融機関からどれくらいのお金を借りたのかということを調べてもらうことができるため、どれだけ債務先があったとしても、どこでどれくらいのお金を借りたかという既存事実について知ることができます。

 
ただし、まとめて過払い金の請求をすることはできず、それぞれ個別に対して請求することになるため、これまでお金を借りていた金融機関が多くなれば多くなるほど、手続きにはかなりの時間を要することになるので、前に向いて話しが中々進まないことも想定されます。

 
過払い金の請求については自分で書類を集めて手続きするという人も少なくありませんが、複数の金融機関からお金を借りていた場合はいくらあっても時間が足りないので、法律の専門家に依頼した方が無難です。

 
ただし、法律の専門家に依頼する場合は一カ所に対しての請求につき報酬の支払いが生じることになってしまうので、それぞれの金融機関からの借り入れが少ないと、戻ってくるお金はかなり少ないことが想定されます。

05 過払い金の請求にかかる時間について

これまでにグレー金利ゾーンでの借り入れをしたことがある場合に、かなりの金額を借り入れして返済をしてきたという人は過払い金が発生している可能性も高くなっていますが、その際に払い過ぎたお金を取り戻したいというのであれば、自分で必要な手続きを行って請求するか、弁護士や司法書士などの専門家に依頼するかどちらかになってきます。

 
過払い金の請求は遡ること10年以内の借り入れが対象となっているため、かなり昔にお金を借りていた場合は急がないと時効を迎えてしまうことになりますが、その場合に自分でしていると思った以上に時間がかかることになってしまうので、すぐにでも請求がしたいというのであれば、専門家に依頼することをおすすめします。

 
基本的に法律の専門家に依頼して過払い金の請求を行う場合は申請を行ってから実際に取り返すことができるまでに、だいたい2~3カ月はかかると言われていますが、任意による和解が出来ない場合は1年近く時間がかかってしまうことも十分に想定されます。

 
そのため、どれくらいの時間がかかるかというのはケースバイケースとしか言いようがありませんが、これまでに何度も実績があるところの方が手続きから請求までにかかる時間が短いのは確かとなっています。

 
明らかに過払い金があると分かっている場合はお金が戻ってくることも多いのですが、そうでない場合は思ったよりも時間がかかることも想定されるため、時間には余裕を持つようにしましょう。

06 過払い金の請求にかかる費用について

よく過払い金請求をして数十万円のお金が戻ってきたという話しを聞きますが、過払い金というのは払い過ぎたお金のことです。

 
数字に換算すると20~30%の金利での借り入れをした場合の20%を超える部分の金利であることから、20%以下の金利は当然ながら払い過ぎた利息という計算には入ってきませんが、そう考えると数十万円のお金が戻ってくるというのはかなりの金額です。

 
また、弁護士や司法書士に相談するとなると当然ながら依頼料というのが発生することになりますが、それを差し引いての数十万円と考えると、これだけ戻ってくる人はあまりいないような感じもします。

 
実際にテレビや広告などの宣伝などに釣られて、実際に過払い金の有無を調べてもらって請求したまでは良いのですが、戻ってきたお金が数万円という金額で、すべてを依頼した法律の専門家に取られてしまうということも珍しくありません。

 
基本的に過払い請求をする場合の費用については成功報酬で数十万円というのが相場となっており、失敗したとしても着手金の支払いが必要になるところが多いので、かなり金銭的な部分で余裕がないと難しいと言えるでしょう。

 
もちろん安い費用で払い過ぎたお金を取り戻してくれるところもありますが、それでも10万円は超えてくる場合がほとんどなので、あまり戻ってくるお金が無いと想定される場合は最初から払い過ぎたお金をわざわざ取り返さない方が良いケースというのもあります。

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